簡単着物

ファスナー替襟式長襦袢って
知ってますか?

着物の下に着る長じゅばんは、地衿の部分に半衿という生地を縫いはずしするようになっています。
ところが、スピード化社会の現代では、半衿を縫いつけることも手間で、おっくうな作業になっており、手軽に着物を着ることのネックの一つになっています。
そこで、半衿を縫いはずしする手間を省くため、半衿のかかった地衿ごとそっくりファスナーで取りはずして洗えるように【ローズカラー・き楽っく】(当店取引先の特許商品)という商品が開発されました。
また、お手持ちの長じゅばんの衿をこの方式の衿に加工することもできます。

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特徴

衿の付け替えがファスナーで可能

襦袢本体と半衿とがファスナーで脱着可能なため半衿の付け替えはもちろん、汚れやすい半衿部分だけを取り外して洗う、といった実用的な機能も兼ねています。

特注のファスナー

ファスナー業界でもトップメーカーであるYKKの協力を得、百三十数センチメートルのオープンファスナーを制作。
これによってよりスムーズな脱着が可能になります。

別誂えやお仕立て変えも可能!

定番商品の二部式襦袢の他にも、お客様のサイズに合わせた別誂えやすでにお持ちの襦袢をファスナー付き襦袢(ローズカラー)にお仕立て変えするといった注文も承っております。
その日の着物に合わせた半衿を気分次第で簡単に替えられ、半衿のおしゃれがもっと気軽に楽しめます。

すっきりとした衿元を簡単に作れる!

衿の形状は、一般的なバチ衿と衿秀独自の広衿があります。
ここでいう衿秀独自の広衿の特徴としましては、芯がバイヤスになり、最も美しい曲線になるように折る位置が決められているという点です。
折りたたむ際、考えられた箇所にマジックテープが付いており、どなたでも簡単に着物に添ったすっきりとした衿元を体験していただけます。

らくらくきもの

rakuraku kimono

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普通に仕立上がっている着物を、切らずに加工します。
女性の着物は、ふつうには、おはしょり(揚げ)を形づくって着るのですが、このおはしょりが着物のネックになり、着るのに時間がとられます。
らくらく着物は、おはしょりをお客様用の寸法に作り付け、縫ってしまいますので、着るたびにおはしょりを形づくる必要がなく、ワンタッチ感覚で着られます。
但し、あくまでも自然な着姿と変わりないよう特別の工夫をしますのでご安心ください。

また、らくらく着物は、構造上、腰ひも・伊達〆などをほとんど使わなくてすみますので、苦しくありません。

らくらく帯

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普通に仕立上がっている帯を、切らずに加工します。
着物を着るのをむずかしくしている原因の大半は、帯結びにあるといっても過言ではないでしょう。

らくらく帯は従来ある文化帯とは違い、帯を切らずに太鼓結びの形に加工し、ベルト感覚で締められるようにしました。結びを形づくっていますから、ゆるむ心配がないため、締めつけなくてもよく、胸もとが苦しくありません。
もちろん、普通に帯結びしたのと変わりないよう工夫しておりますのでご安心ください。
※「太鼓巻き」のみ承っております。

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